2011年 04月 05日
TVに疑問 |
民放は4月に入ったとたんに、そろそろいいだろうという感じでつぎつぎと楽しい番組に切り替えているようにみえます。
私は音(周波数)が自分に合わないことと、ウソやごまかし、いいかげんな情報がいっぱいなことが理由で以前から大のTV嫌いでした。
しかし、震災後の情報源として今日もスイッチオンせざるを得ないのですが…つけるたびに、ガッカリします。
TVって何のためにあるものなの?
私の住む山元町はほとんどとりあげられていないことは以前にもblogに書きましたが、そのほかの町もたくさんの被害があったというのに報道されない。同じく亘理郡の亘理町も、岩沼市、名取市も。山元町から仙台空港までの沿岸部の映像は数えるほどしか見たことがありません。被害がたいしたことがないからなのかとちょっと調べてみたところ、そんなことはなく。
山元町も壊滅状態です。火葬が追いつかず、宮城県ではすでに500人以上を土葬にと新聞で見ましたが、そのうち200人以上が亘理郡である山元町と亘理町なのです。山元町でいえば死者、行方不明者はおそらく1000人を超えているでしょう。
現地はまだ頑張れる状況ではありません。
そして、仙台市だっていまだに水やガスが供給されず、たいへんな状況の中で暮らしている人々が多勢います。それなのに、これもほとんど全国ニュースにされていない。鉄道もまだ完全に復旧されていないし、ガソリンもずいぶんよくなったとはいえ箇所によってはまだ思うように調達できず、1時間歩いて出勤してる人や2時間自転車で移動している人がいるのだけれど。
私も今は仙台中心部に避難しながら過ごしていますが都市ガスがまだ復旧していません。これだけでも十分不便なのですが、みんな、津波の被災地の方々と比べて、これぐらいたいしたことではないと頑張っているのです。でも、私はちがうと思っています。ここだって被災地です。約一ヶ月ものあいだガスが使えないということは、食事が思うようにつくれないのだし、お風呂にだって入れないのです。
津波の被災のほうがTVとしては画になるから?
気仙沼や石巻のほうがTVとして何かメリットがあるから?
あるいは市内や仙南をとりあげるとデメリットがあるとか?
このままではTVだけが真実と思っている人々の救援物資やサポートは三陸方面にかたよってしまいます。
(芸能人もやっぱりそちらへ多く出かけているようです)
私はTVを意地悪な目で見ます。
なぜなら、いつでも真実を伝えることがなかったからです。オーガニックなどの食品に関するブームのときもそう。環境問題が再びブームになったときもそう。今、目の前で起こっている国家問題である原発のことでさえも。ウソだらけ、裏だらけ。だから自分の感覚で物事を捉える力が必要なのです。
震災直前に書いたblogのセンス オブ ワンダーとつながって、きっと誰もが何らかの準備をしてきたのではないだとうかとも思います。
もうひとつ、自衛隊の方々は炊き出しで温かいものを被災地の方々につくって食べさせてくださっていますが、ご自分たちは乾パンで過ごしているそうです。一方で、自衛隊のかっこうをした犯罪者が山元町でも窃盗してあるいているそうです。こういったこともそれほど、とりあげられない。
光と闇。何事にも両方があるものですが、両極端になるとバランスが崩れます。
今度の満月に、ハーブティーを調合することにしました。真実を見るため、感じるためには、自身の平穏さが必要です。Peace of Mindのためのお茶ができますように。
私は音(周波数)が自分に合わないことと、ウソやごまかし、いいかげんな情報がいっぱいなことが理由で以前から大のTV嫌いでした。
しかし、震災後の情報源として今日もスイッチオンせざるを得ないのですが…つけるたびに、ガッカリします。
TVって何のためにあるものなの?
私の住む山元町はほとんどとりあげられていないことは以前にもblogに書きましたが、そのほかの町もたくさんの被害があったというのに報道されない。同じく亘理郡の亘理町も、岩沼市、名取市も。山元町から仙台空港までの沿岸部の映像は数えるほどしか見たことがありません。被害がたいしたことがないからなのかとちょっと調べてみたところ、そんなことはなく。
山元町も壊滅状態です。火葬が追いつかず、宮城県ではすでに500人以上を土葬にと新聞で見ましたが、そのうち200人以上が亘理郡である山元町と亘理町なのです。山元町でいえば死者、行方不明者はおそらく1000人を超えているでしょう。
現地はまだ頑張れる状況ではありません。
そして、仙台市だっていまだに水やガスが供給されず、たいへんな状況の中で暮らしている人々が多勢います。それなのに、これもほとんど全国ニュースにされていない。鉄道もまだ完全に復旧されていないし、ガソリンもずいぶんよくなったとはいえ箇所によってはまだ思うように調達できず、1時間歩いて出勤してる人や2時間自転車で移動している人がいるのだけれど。
私も今は仙台中心部に避難しながら過ごしていますが都市ガスがまだ復旧していません。これだけでも十分不便なのですが、みんな、津波の被災地の方々と比べて、これぐらいたいしたことではないと頑張っているのです。でも、私はちがうと思っています。ここだって被災地です。約一ヶ月ものあいだガスが使えないということは、食事が思うようにつくれないのだし、お風呂にだって入れないのです。
津波の被災のほうがTVとしては画になるから?
気仙沼や石巻のほうがTVとして何かメリットがあるから?
あるいは市内や仙南をとりあげるとデメリットがあるとか?
このままではTVだけが真実と思っている人々の救援物資やサポートは三陸方面にかたよってしまいます。
(芸能人もやっぱりそちらへ多く出かけているようです)
私はTVを意地悪な目で見ます。
なぜなら、いつでも真実を伝えることがなかったからです。オーガニックなどの食品に関するブームのときもそう。環境問題が再びブームになったときもそう。今、目の前で起こっている国家問題である原発のことでさえも。ウソだらけ、裏だらけ。だから自分の感覚で物事を捉える力が必要なのです。
震災直前に書いたblogのセンス オブ ワンダーとつながって、きっと誰もが何らかの準備をしてきたのではないだとうかとも思います。
もうひとつ、自衛隊の方々は炊き出しで温かいものを被災地の方々につくって食べさせてくださっていますが、ご自分たちは乾パンで過ごしているそうです。一方で、自衛隊のかっこうをした犯罪者が山元町でも窃盗してあるいているそうです。こういったこともそれほど、とりあげられない。
光と闇。何事にも両方があるものですが、両極端になるとバランスが崩れます。
今度の満月に、ハーブティーを調合することにしました。真実を見るため、感じるためには、自身の平穏さが必要です。Peace of Mindのためのお茶ができますように。
by noyau-f
| 2011-04-05 14:48
| 東日本大震災の日から