2013年 08月 10日
アートリテラシー |
自分の感情や感覚の動きを観察する。
そして、自分の言葉で感じたままを書く。
これは、アートリテラシーという自分の感覚だけで読み書きする手法です。表現アートセラピーの中でも方法として用いることがあり、言葉にできないものを言葉にしていきながら、知らなかった自分に出会う経験となります。
絵だけではなく、映画や本、建築でもできます。芸術は特別な人だけのものではなく、鑑賞する側もまた芸術家なのだと思わされます。私は「人生はクリエイティブ!」と、いつも自分に声をかけています。表現することと、創造することはとても似ていて、私たちが生きていることを実感できる作業のひとつではないでしょうか。
写真はマルク・シャガールとパウル・クレーの本の1ページ。どちらも色の使い方が好きで、いろいろな意味で刺激を受ける画家です。古本を取り扱うbook cafe 火星の庭でタイミングよく出会ったアートブック2冊を即購入。大きい本なので、見応えあって、めくるたびワクワクします。
ひとつの作品を見ては、私は今なにを感じているか。耳をすましてみます。おだやかなときもあれば、ざわざわするときもある。イライラしているときに見たらどうだろう?とか、実験してみたりも。
宮城県美術館にて、もうすぐ「シャガール展」がはじまります。9/3〜10/27まで。実物を目の前にしてのアートリテラシーはどんな体験になるのでしょう。楽しみです。
*表現アートセラピーの個人セッションも、ご希望によりお受けできます。
詳細はお気軽にお問い合わせください。60分8,000円〜
by noyau-f
| 2013-08-10 17:00
| 旅