2007年 05月 07日
失ったものを花にかえて |
5月6日、きのうは父の命日でした。
まる四年がたつというのに、何も実感がないままです。大切な人を失うという悲しみは時が経てば癒えるのだと思っていました。だけど、そんなに簡単ではなかった。経験しないとわからない感情があることを知りました。
父がガンで亡くなったことは、HPのエッセイでも2年前に書きましたが、私は父がその病であると知った日から、ガンについて調べはじめました。
『これは病気ではない、環境問題のひとつである』というのが、私の調査のテーマです。父がなぜガンになったのか、そして、なぜ、助かることができなかったのか。父の人生をたどりながら、いろいろな視点でひもといていきます。
人工的な食べものの増加、便利さゆえに活性酸素が多発してしまう現代社会、過剰な医薬品の投与などガンの原因はどれをとっても環境問題とリンクしています。もう少し、調べがまとまって、お話できる機会をもてるようになることを夢見ています。
岩のように重たい気持ちが、どうしても、ときどきこみあげてくるけれど、父が亡くなった日の桜が散っていく美しさも忘れられません。父もその日まで病室から遠くの山に咲く桜を眺めていました。小さな声で母に「桜を見に行って来い」と言った。母は「ひとりで行ってもねぇ。治ったらいっしょに行きましょう」ともうすぐお別れと知りながら、いっしょに行きたいと伝えていた。1周忌の日に私は桜の木を母の庭に植えました。それから毎年、命日の日に桜が散っていく姿をみるたび、父のすばらしい人生を讃えるのです。
エコロジカルの改善とともに、ガンもなくなりますように。
まる四年がたつというのに、何も実感がないままです。大切な人を失うという悲しみは時が経てば癒えるのだと思っていました。だけど、そんなに簡単ではなかった。経験しないとわからない感情があることを知りました。
父がガンで亡くなったことは、HPのエッセイでも2年前に書きましたが、私は父がその病であると知った日から、ガンについて調べはじめました。
『これは病気ではない、環境問題のひとつである』というのが、私の調査のテーマです。父がなぜガンになったのか、そして、なぜ、助かることができなかったのか。父の人生をたどりながら、いろいろな視点でひもといていきます。
人工的な食べものの増加、便利さゆえに活性酸素が多発してしまう現代社会、過剰な医薬品の投与などガンの原因はどれをとっても環境問題とリンクしています。もう少し、調べがまとまって、お話できる機会をもてるようになることを夢見ています。
岩のように重たい気持ちが、どうしても、ときどきこみあげてくるけれど、父が亡くなった日の桜が散っていく美しさも忘れられません。父もその日まで病室から遠くの山に咲く桜を眺めていました。小さな声で母に「桜を見に行って来い」と言った。母は「ひとりで行ってもねぇ。治ったらいっしょに行きましょう」ともうすぐお別れと知りながら、いっしょに行きたいと伝えていた。1周忌の日に私は桜の木を母の庭に植えました。それから毎年、命日の日に桜が散っていく姿をみるたび、父のすばらしい人生を讃えるのです。
エコロジカルの改善とともに、ガンもなくなりますように。
by noyau-f
| 2007-05-07 15:26
| エコロジカルレメディ